野菜の生長の「観察記録」の書き方を講習

2018/01/21 16:12 に 博康増山 が投稿   [ 2018/01/21 16:14 に更新しました ]
新年から、また始まった菜園起業大学の実習。

前から受講生の方には、観察手帳を差し上げて
育てている野菜の生長について観察記録をつけるように
お話ししていますが、

今年から、「観察記録」のつけ方についての
講習も行う事にしました。

その講習でのけっこうホットなやりとり…

「野菜が(前回観察した時より)大きくなった」

と言うのは、
観察記録と言えるだろうか?

と、受講生の方に質問を投げかけました。

「野菜が何センチになったとか、
数字じゃないと駄目と言う意味ですか?」

「主観的な事は書いてはいけないと言う意味ですか?」

いや、そうではなくて、数字でなくても、
例えば、「芽が出た」とかそういう事は観察記録だし、

「主観」的な事が観察記録でないとは必ずしも言えない、

そうではなくて、「大きくなった」と言う風に
報告する時、心の中ではどういう動きがあって、

その言葉が出てきているのか考えてみてください。

そう改めて問いかけました。

「心の中の動き」…

そう言われて、
受講生の方はいろいろ考えてみたようです。
そして、こんな答えが返ってきました。

「前回見た事についての記憶と、
今回見た印象を比較して、

『大きくなった』ように感じたから
『大きくなった』と報告しているんだと思う」

あ、そこが大事。

そういう風に即座に説明を始めました。

つまり、主観的な表現であっても、
数字でなくても、

今回見た「印象」それ自体を
何らかの言葉で表現したとすると、

それは観察記録だと言えるかもしれない

でも、その「印象」それ自体ではなくて、

その「印象」それ自体を、
前回についての「記憶」と比較して

「大きくなった」と言っているんだとすると、

それは今回の観察結果ではなくて、

観察結果を、前回見たことについての記憶と
比較して、評価している事になるよね?

そうすると、「大きくなった」は、
観察結果ではないよね?

そう説明すると、
受講生の方は、何か、面白さを
感じられたようです。

ここから、更に菜園でのディスカッションは
深まっていきました。