マルベリーで傾斜地の遊休地活用(前編)

2017/02/22 21:15 に 博康増山 が投稿   [ 2017/02/22 21:16 に更新しました ]
今月の菜園起業入門セミナー

山梨や長野、方々に土地を見に行かれた受講生の方のお話…。

傾斜地みたいなところ見せられて、
昔、クワを育てていた場所なんだけれども、

クワが育つ場所なら、ブドウは育つと言われた。
ワイン用のブドウはやせ地の方が良いみたいで、
肥料はむしろ要らない。

ただ、ワイナリーを自分で建設すると
なると、
かなりの費用がかかる・・・

どうしたら良いだろう?

…これを聞いて思ったこと。

実は、日本は、かつて絹の輸出国で、
カイコのエサになるクワをあちらこちらで
育てていたこと。

マクロ経営学からみた太平洋戦争(森本忠夫 光文社)
と言う本には、

三角貿易…
絹をアメリカに輸出して、
外貨を稼ぎ、

そのお金で綿を買って、
綿布を生産し、
輸出する

と言う戦前の日本の貿易構造が記されています。

かつての日本経済を支えていたのは、
「絹」で
全国的に養蚕が盛んだったのでしょう。

そう言えば、
童謡「赤とんぼ」にも

山に行き、クワの実を摘む情景が出てきます。

養蚕が廃れた今、
そうした傾斜地のクワ畑が、
遊休地となって、
方々にある…

受講生の方のお話を伺いながら、
そうした風景が浮かんできました。

そこで、ふと思ったのが、
クワ=マルベリーなんだから、

マルベリー畑にしてしまったら
どうだろう?

と言うアイデアです。

あの童謡では、葉を取るために育てているクワの
副産物として実を採取し、オヤツにしているのだと
思いますが、

今回は、
実を食用にするための品種
スイート・マルベリーを育てれば
いいんじゃないか?

マルベリーなら、あまり育てるのにも
手間がかかりません。

東京と山梨を時々往復するような
生活で取り組むことが出来ます。

ジャムづくりなら、ちょっとしたキッチンが
あればできるので、
それほどのコストも掛からないでしょう。

都内で知り合いの居酒屋さんか何かで、
昼間空いている時に貸して頂けるような
お知り合いがいらっしゃるなら、

当初段階では、そうしたところで
ジャムを作っても良いでしょう。

マルベリーの収穫は、年一度ですので、
現在の仕事を続けながら、片手間でジャム作りに
取り組むことも可能なはずです。

こうして、遊休化したかつてのクワ畑で
マルベリーを育てて、ジャムを作ってみる
案について、

受講生の方とディスカッションが始まりました。

マルベリージャム