「有効積算温度」の可能性

2018/04/19 18:56 に 博康増山 が投稿   [ 2018/04/19 18:57 に更新しました ]
瀰瓊際(みぬま)菜園クラブにおけるコマツナの生育期間と
積算気温

生育期間 積算温度 5℃以上
有効積算温度

2/7-4/5 848 558 2月まき安藤早生
2/7-4/10 947 632 2月まきイナムラ、キヨスミ
3/17-4/19 646 476 3月まきイナムラ、キヨスミ
8/20-9/10 648 538 8月まき

瀰瓊際(みぬま)菜園クラブで、昨年の8月まきしたコマツナと
今年の2月、3月まきしたコマツナの種まきから収穫までの
積算気温を比較してみました。

8月まきのコマツナの品種を控えておかなったのですが、
通常タイプのもので、
今年の2-3月まきの品種のうち、
安藤早生のような「サラダコマツナ」的な品種よりも、
イナムラやキヨスミのような肉厚系のものに近いと思われます。

さて、昨8月まきのコマツナは、種まきから収穫まで最高気温の積算648℃でしたが、
今年2月まきのコマツナは、サラダコマツナ的早生タイプで848℃、
通常タイプのもので947℃でした。

3月まきのコマツナがそろそろ収穫期を迎えそうで、
おそらく4/24-5/1頃に収穫できると思われます。

現時点までの積算温度は646℃です。

トウモロコシなどでは、有効積算温度と言って、
最高気温から約10-15℃を引いた数字を積算して、
収穫まで1000℃必要、1500℃必要と言うような
計算をしている事があるようです。

今回、コマツナについても、最高気温から5℃を
差し引いた数字を積算してみました。

すると、昨8月まきのコマツナは、538℃、
今年2月まきの早生タイプ558℃、通常タイプ632℃
3月まきは現時点まで476℃

と、単純に最高気温を積算した場合よりも、
数値が接近していることがわかります。

つまり、いろいろな季節におけるコマツナならコマツナの
収穫予測をする場合、

有効積算気温を用いる事が
実用上、便利である可能性が示唆されていると思われます。

有効積算気温の「足切りライン」が5℃で良いのか、
品種によって違うのか、
今回は、2、3、8月まきを比較していますが、
他の季節ではどうなのか

など検討課題はいろいろあり、
今後も検討を進めていきたいと思います。